ヘリックスの孤児はハイペリオン読者へのご褒美 『ヘリックスの孤児』

書名:『SFの殿堂 遙かなる地平2』

編者:ロバート・シルヴァーバーグ

著者:ダン・シモンズ、フレデリック・ポール

翻訳:酒井昭伸

ISBN: -

刊行年:2000年

価格:-

発行:ハヤカワ文庫

ページ数:-

形態:文庫

ハイペリオン4部作シリーズのその後の話が短編(中篇かな?)として掲載されていると聞いていたので買ってしまったSFの大家達のアンソロジーである。

ハイペリオンシリーズの続編は「ヘリックスの孤児」達という題名であり、シリーズでは脇役だったスペクトル・ヘリックスという一族達のお話である。

ハイペシオンシリーズを知っているという事が大前提としてはあるのだが、いつものハイペリオンシリーズの楽しさと面白さは健在であった。

他の作家達の作品もこの本には収められているのだが、実はしっかりと全部読まなかった。

全ての作品が人気シリーズの続編か外伝となっているため、そのシリーズを知っていないと楽しめないのである。

唯一読んでしまったのがフレデリック・ポールの『ゲイトウェイの外伝』である「いつまでも生きる少年」。

設定に古臭い感はあるもののちょっと荒廃しかけた地球の描写などは光るものがあり、謎の種族が残した宇宙船という設定もわかりやすく面白く読めた。

まあ、この本はホントにSFが好きで、さらにここに入っている作品を書いている作家に興味が無いと買わないだろう。

私もダン・シモンズの「ハイペリオン」の続編(外伝かな)が気になったから買っただけである。

この日本で今SFを読む人はどれくらいいるのか見当もつかないが、ホントウにSFに興味があってもこの作家達に興味がなければ面白くないのであまり強烈にオススメは出来ない。

とにかくハイペリオンの続編が読みたいならぜひオススメである、『ヘリックスの孤児』はハイペリオンファンへのご褒美である。