戦争反対、逃げるの賛成

ロシア軍の侵攻に対して、ウクライナの民間人達が銃をとって対抗する。美しい話ではある、実際に撃退したらそれはウクライナの建国神話みたいにして語り継がれていくのだろう。

でもそれが次の戦争に使われることにはならないのだろうか?

侵略に抵抗して勝利する、それは短期的に見たら正しいように見える。

だが、泥沼化したら、それを主導した抵抗側のリーダーはプーチンとなんら変わらない感じになりはしないか?

私の住んでいる市に、他の地域の軍隊がやってきて占領した場合、さらに私の住んでいる市のリーダーが抵抗を呼びかけたら、私は応じるだろうか。

BBCのネットのニュースをずっと見ているとウクライナの一般市民が戦うことを決意したというニュースが流れる。

戦争が起きたら戦わずに逃げるというのが私の今までの考え方だったし、今でも正しいと思っている。

だが私の住んでいる地域にどこかの軍隊が侵攻してきたときに私には逃げる場所があるだろうか、ちょっと考えたが逃げる場所は思いつかない。

誰かが侵攻してきたら戦わなくてはいけないのか、「逃げる」という選択肢が多くの人の命と生活を救うことにはなる世界に私は住んでいるのかどうなのか。