さよなら私の愛するカレー屋C&Cのラッキョウ無料サービス

C&Cらっきょう

カレー好きには有名だが、そうではない人たちにはココイチ(CoCo壱番屋)と名前が似ているので同じ店だと思われているお店C&C。

京王線沿線の大きめの駅に入っている立ち食いそばのカレー版のようなお店である。経営はレストラン京王、つまり京王線のやっているお店である。

関東、というか東京およびその周辺のみに展開していて、たぶん知名度はかなり低いのではないだろうか。

私が初めてこのお店に入ったのは大学時代だった、今から15年ほど前のことである。朝まで聖蹟桜ヶ丘の友人の家で酒を飲んで、これから友人が寝るというので家を出て駅から電車に乗って家に帰ろうとしたが小腹が減っていたのでちょうど開いていたC&Cに入ったのである。

今はもう無いが当時は確かチーズカレーが400円くらいだったはずで、ラッキョウと福神漬けが入れ放題だったので私はラッキョウを大量に投入してカレーを食べた。で、驚いたのだ、結構うまいぞ。

それまで私はカレーがあまり好きではなかったのだが、それ以降C&Cにたびたび通うようになった。私が通学に使っていた吉祥寺駅の公園口改札の横っちょの奥に小汚いC&Cの店舗があり、腹が空くたびにそこに入るようになった。

頼むのは毎回チーズカレー、で、ラッキョウを大量投入である。

それから私が大学を卒業すると、チーズカレーがメニューから姿を消し、ポークカレーの単品が400円くらいになり、チーズはトッピングとしてたしか80円になった。

ポークカレーはそれまでは300円台で食べられたので値上げをしたと言うことである、でもまだ500円以下でチーズカレーとラッキョウが食べられた。

で、さらにトッピングのチーズが100円に値上がりし、ポークカレーも数十円の値上がりをする。

私はC&Cのカレーを食べたことにより俄かカレーマニアとなっていたので、インドカレー屋やちょっと有名なカレー屋に足を運ぶようになっていた。だが、その中でもC&Cのチーズカレー+ラッキョウの味は500円程度で食べられることもあり、味と値段のバランスが非常にというかコストパフォーマンスが非常に高かったので、C&Cは有名カレー店にも負けないなと思っていた。

気取ったカレー屋だと、すごい少ないライスの上にドライカレーをこすりつけたようなモノを1,000円以上の値段で出している。

量が少ないから味もよくわからないし、何より高いので頭が逆上していてまずくしか感じられない。

私が行ったことのある都内のカレー屋は限られてはいるものの、その中でどこがうまいか?と聞かれればC&Cのカレーはベスト3くらいには入る。コストパフォーマンスで言うとベスト1である。

最近、京王線のつつじヶ丘駅の近くに引っ越してきたのだが京王線の駅にも関わらずつつじヶ丘にはC&Cはなくココイチしかない。

飲んだ帰りとかにカレーが食べたくなってココイチに入ったことが数回あるが、水のような味のまずいカレーが800円くらいしてイヤになる、何でこの店に入ってしまったのだろうと毎回後悔する。

で、最近数ヶ月ぶりにC&Cに行ってみたら、なんとラッキョウのサービスが終了していた、でラッキョウは数粒で40円取られるようになっていた・・・

つまり、私が初めて食べたチーズカレー+ラッキョウ大量投入20粒くらいはラッキョウ無料のため400円くらいだったのだが、今同じことをやるとポークカレーが440円、チーズが100円、ラッキョウ40円で数粒、おそらく10粒入っていない、なので8粒くらい入っているとして40円が3個で120円、合計660円になる。た、高い。

当時から比べると50%くらいの値上げである、非常に残念、本当に残念。ラッキョウの復活を切に願う。

それが無理だったらラッキョウのみ持込可とかでもいいです、でもスーパーの安いラッキョウはかなりマズイんだよね・・・